意外に知らない?! アカウント・パスワードってなあに
ほとんどの方が悩む「アカウント」「パスワード」。実はどう違うかわからない方も多いはず・・・
あれっ?アカウント・パスワードって何?
知得!分析研究所 研究員のAです。
インターネットを使用しているとよく聞く言葉がありますね。
「ID」
「アカウント」
「ユーザー名」
「パスワード」
どう違うの?ってよく聞かれることがあります。
では、それぞれにはどんな意味が、どのように違うのか調べてみましょう。
「ID」とは?
「ID」は、さまざまな文脈で異なる意味を持つ略語です。一般的に知られる使い方を紹介します。
身分証(Identification)
身分を証明するための識別子や証明書を指すことがあります。例えば、運転免許証やパスポートなどがこれに該当します。
識別子(Identifier)
データベースやシステム内で一意に特定するための識別子(ID番号など)を指すことがあります。例えば、ユーザーIDや製品IDなどがこれにあたります。
アイデンティティ(Identity)
一般的に「アイデンティティ」の略としても使われることがあります。特に、オンライン上でのユーザーアカウントやプロフィールに関連しています。
今回のテーマでは3番目が当てはまりますね。
「アカウント」とは?
「アカウント」は、一般的には特定のサービスなどにおいて、個々のユーザーが利用するために設定された個別の利用者情報やアクセス権限のことです。
オンラインサービスのアカウント
ウェブサイト、アプリ、オンラインサービスなどで、ユーザーが自分の情報を管理し、そのサービスを利用するために作成するもの。例えば、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やメールサービスのアカウント。
ゲームアカウント
オンラインゲームやゲームプラットフォームにおいて、プレイヤーが進行状況や設定を保存し、他のプレイヤーと対話するために使用するアカウント。
アカウントは通常、ユーザーの識別とセキュリティを確保するために、ユーザー名やパスワードなどの認証情報が関連付けられています。また、一部のサービスでは、二段階認証や生体認証などのセキュリティ機能が追加されていることもあります。
「ユーザー名」とは?
ユーザー名(またはユーザーネーム)は、オンラインサービスやウェブサイトなどで個々のユーザーを識別するための名前や識別子のことを指します。これは通常、ユーザーが自ら選ぶか、サービスが指定する条件に従って割り当てられます。
ユーザー名は、プライバシーの観点から実際の名前を使わず、仮想的な識別子を作成することが一般的です。これにより、オンライン上での活動やコミュニケーションが現実の身元と直結しないようになります。ユーザー名は、フォーラム、ソーシャルメディア、オンラインゲーム、電子メールなどさまざまなコンテキストで使用されます。
ユーザー名は一意でなければならず、同じサービス内で重複が許されないことが一般的です。
「パスワード」とは?
パスワードは、コンピュータやオンラインアカウントなどへのアクセスを制御するための秘密の文字列です。
通常、ユーザーが自分のアカウントやデバイスにアクセスする際に必要な認証情報の一部として使用されます。
「アカウント」って変更できるの?
これについては一概に可能とは言い切れません。
なぜならば、使用するサービスによってアカウント変更が可能な場合と不可の場合があるからです。
アカウントは簡単にいえば、インターネット上の自分の名前といえるので、自分の名前が簡単に変更できないのと同じように、使用するサービスによって変更が「可」または「不可」なのです。
「パスワード」って変更できるの?
では、アカウントとちがう「パスワード」はどうでしょうか?
こちらはもちろん「可能」です!
むしろ定期的に変更することをお勧めします。
どうして定期的に変更することべきなのでしょうか?
「パスワード」って実はとても大事
パスワードは、他の人がユーザーの個人情報やデータにアクセスできないようにするセキュリティ機能として重要です。
よくアカウントを「乗っ取られた!!」などと聞くこともありますね。
簡単なパスワードを設定していたり、わかりやすいものを使用していることで、他人に知られてしまい、そうして自分のアカウントサービスを他人に使われてしまうのです。
パスワードを設定するときのルールを知っておくと便利です。
複雑で予測しにくいもの(英数字の組み合わせや特殊文字を使用することを推奨)。
同じパスワードを複数のアカウントで使用することは避ける
異なるサービスやアカウントごとに別のパスワードを設定する方がセキュリティ向上につながります。
定期的にパスワードを変更すること
定期的に変更することでセキュリティが向上し、不正にアクセスされる可能性が低減します。
パスワードは他の人と共有しない
どうしても忘れてしまうこともありますよね。
ノートなどに残す場合は安全な場所に保存しておくことをお勧めします。
指紋認証・顔認証などを使用することもできますよ。
こうすることでパスワードのセキュリティを強化し、アカウントやデバイスへの不正アクセスを防ぐことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
普段使用している
「アカウント」
「パスワード」
こんなに違いがあるんですね!!
みなさんも上手に活用して、インターネットを楽しんで、安全に使用してくださいね。
それではまた、次の報告でお会いしましょう。